Yudai Hayakawa

長岡市戦災資料館戦

クライアント

長岡市戦災資料館戦

期間

2025-12 – 2026-05

役割

ディレクター / デザイン

チーム規模: 小規模FigmaClaude Code

概要

長岡空襲によって犠牲となった戦災殉難者の記録を検索できる、長岡戦災資料館の展示用検索システムです。氏名や学校区から約1,500名分の記録を検索し、遺影や関連エピソードを閲覧できる、タッチパネル式の展示用PC向け専用アプリケーションとして構築しました。

デザインの意図

ご高齢の方を含む幅広い年齢層の来館者が迷わず操作できることを最優先し、物理キーボードを必要としないソフトウェアキーボード(ひらがな入力)を採用しました。また、慰霊・追悼という主題にふさわしい静かで落ち着いたトーンを大切にし、明朝体と余白を活かしたレイアウトで設計しています。展示端末として常に初期状態を保てるよう、一定時間操作がないと自動でトップ画面へ戻る仕組み(IdleWatcher)も実装しました。約1,489名分の記録・381枚の遺影・関連記事をデータベース化し検索可能な状態で実装した後、運用開始後に自治体側のセキュリティポリシー上Google Driveが使用できないという制約が判明したため、データ整合性を検証しながらExcelと自動変換の仕組みによるデータ管理基盤へ再設計し、クラウドに依存せず展示PC単体で完結する運用体制へ移行しました。単年度予算や個人情報の外部預託可否といった行政特有の業務フロー・ルールも踏まえた運用設計まで提案しています。

長岡空襲 戦災殉難者アーカイブ visual 1
長岡空襲 戦災殉難者アーカイブ visual 2